KOVAL蒸溜所は、1933年の禁酒法撤廃以降、2008年に初めてシカゴで設立された。
創設者であるロバート・バーネカー、ソナト・バーネカー夫妻は名門大学を卒業後、
アメリカ国内でも誰もが羨むような最も安定した地位と名誉を手放し
二人で共に働くためにソナトの生まれ故郷であるシカゴに移り住み、KOVAL蒸溜所を立ち上げた。
蒸溜所で使用される水は、アメリカで最も高い水質を誇るミシガン湖の水を採用。
遺伝子組み換えを一切していない原材料の穀物を使い、糖化・発酵に使用する酵素と酵母、
樽に至るまで全てアメリカ合衆国認定のオーガニック規格を取得している。
モデルとして、活躍する傍らオックスフォード大学で修士号を、ロンドン大学にて
博士号の学位を取得し、ドイツやアメリカを中心に大学で 10年以上教鞭を取る。
しかし2008年、将来を約束された地位と名誉を捨て、彼女の生まれ故郷であるシカゴにて、
夫ロバートと共に禁酒法以降初となる蒸溜所「KOVAL Distillery」を創設。
今まで培ってきた頭脳と経験を活かし、製造はもちろんのこと、
商品の品質向上からマーケット戦略、プロモーションに至るまで全てにおいて手腕を発揮している。
オーストリア出身、米国のオーストリア大使館の副報道官として
順調なキャリアを重ねながらも、実家が蒸溜所兼ワイナリーという幼少期の影響から
小規模で丁寧かつ上質なスピリッツを造り上げるクラフト産業に誇りを抱き続け、
妻ソナトと共に「KOVAL Distillery」を設立。
Kothe Distilling Technologies社の蒸溜器に独自の設計案を加え、
原材料の良さを最大限に引き出すハイブリッド・スチルを考案。
アメリカにて、クラフト蒸溜所ブームの火付け役としても名高い人物として知られている。
蒸溜所立ち上げを志す人々にワークショップを開催。
これまでに2500人以上ヘワークショップを行い、250社以上もの蒸溜所への設置・指導実績がある。
「最高級のスピリッツは、最高の原材料から造られる」という信念のもと、
KOVALの先進的な蒸溜技術はオーガニック原材料の本来の良さを損なわないスピリッツを生み出し
その良質な味わいは、近年、著しく発展し多様化しているアメリカ市場の中で一線を画している。
KOVAL蒸溜所では蒸溜から得られるスピリッツの中で
原材料の味わいが最もしっかりと抽出されている部分のみが使われている。
ドイツのKothe Distilling Technologies社の蒸溜器に独自の設計案を加えた
ハイブリッド・スチルは、ポットスチルに全長約7m20cmのにも及ぶコラムスチルが連結され、
蒸溜器と電子機器とを連動させ制御することで常に一定の味わいと
アルコール度数のスピリッツを造り出し、世界でも類を見ない蒸溜技術を可能にした。
約114Lのアメリカン・ホワイト・オークの新樽で熟成され、ボトリング。
常に安定した品質を保持しているKOVALでは、全てシングル・バレルでボトリングされている。
KOVAL蒸溜所で使用される原材料は、全て契約農家で有機栽培で作られた
遺伝子組み換えを一切行っていない穀物の実を使用している。
また、製造工程においても糖化・発酵に伴う酵素と酵母、樽に至るまで
アメリカ合衆国農水省オーガニック認定を受けたものだけを採用している。
また、KOVAL蒸溜所は世界で最も難しい食品規定の1つである「コーシャ」の認定を受けている。
USDA : United States Department of Agriculture
MOSA : Midwest Organic Service Association
Orthodox Union
伝統的なバーボンの定義の通り51%以上コーンを使用し、残りの49%にミレットを配合する。柔らかな甘さと微かなキャラメル、マンゴーチャツネとバニラを思わせるソフトでデリケートな味わい。アプリコットカスタードの甘さと、クローブのスパイス。
世界でKOVALだけが造るミレット（キビ）だけを使用したウイスキー。淡く透明感のあるデリケートなテクスチャー、クリアで爽やかなバニラとウェハース、優しい穀物の旨味。繊細な口あたりで、しっとりと若い木の香味が滑らかに広がる。
アメリカ本国でも数少ないライ麦100%だけで造られたウイスキー。原材料の良さを最大限に活かしたKOVALこだわりの逸品。ライ麦100%でありながら、フレッシュで爽快、メープル、キャンディーコーン、キリっとスパイシー。
独創的な製法と職人たちの高い技術力を持つKOVALのなかでも重厚で複雑なフレーバーを持ち、その名の通り、オーツ麦、大麦麦芽、ライ麦、小麦が原材料。芳醇でクリーミー、リッチな味わいとスパイシーさ、ほのかなスモークと複雑なテクスチャー。
鼻に抜けるジュニパーとコリアンダー、アンジェリカルート、ローズヒップの香りが心地よく、ドライな味わいの中に鮮やかさをも表現している。ジン本来の微かな苦味、シトラスの酸味がはじけ、丸みのあるアロマが味わいを締める。最も理想的な度数のKOVALのDry Ginはクラシック・ドライマティーニやジントニックに。深く華やかな香りはボトルから注いだ瞬間、そのままでも充分に楽しめる。
Dry Ginと同じ製法で造られ、KOVALらしいローズヒップ、ジュニパー、アンジェルカルート、そしてコリアンダーの鮮烈なアロマが広がりウイスキー熟成で使用したアメリカン・ホワイトオーク樽で約６カ月以上熟成させて樽由来の豊潤さも加わった。ジンファンだけではなくウイスキーファンも是非まずはストレートで。深いため息とともにあふれる魅惑的なアロマを感じられるKOVALの自信作。
アメリカ中西部の契約農家のオーガニック・クランベリーをKOVALドライジンにブレンド。
13種類のボタニカルが持つ鮮やかで豊かな香りに包まれ、フルーティでほろ苦い甘さが広がる。
季節を問わずに手軽に魅力的なカクテルを造るのに最適。
例えば、スパークリングワインやソーダを加えるだけで休日のアペリティフが華やかなものに。
ナチュラルなルビー色と爽やかな甘酸っぱさを持ち、いつものクラシックカクテルにもまったく新しい魅力的で独創的な味わいを演出してくれる。
KOVALクランベリージンリキュール 50ml、ソーダ 120ml、スパークリングワイン少量を
氷と共にグラスに入れ軽くビルドし、スライスしたライムを飾る。
KOVALバーボン60ml、シロップ10ml、アロマティックビターズ 2ダッシュを
氷と共にグラスに入れ、ステア。オレンジピールを添える。