飲み方自在なシングルグレーンスコッチウイスキー「スピアヘッド」日本初上陸

この秋、⽇本初上陸のウイスキー

11⽉に⼊り、秋をしっかりと感じられるようになりましたね。今年の夏は特に暑かったので、ウイスキーはハイボール⼀辺倒という⽅も多かったのではないでしょうか。そんな皆さんにこの秋飲み⽅⾃在なウイスキーをご紹介したいと思います。ハイボールだけではない、いろんな飲み⽅ができるウイスキー。しかも⽇本初上陸ということで今後が⾮常に楽しみなブランドです。

飲み⽅⾃在なシングルグレーンスコッチウイスキー「スピアヘッド」

スピアヘッド
シングルグレーンスコッチウイスキー

200年以上の歴史を誇る「ロッホローモンド蒸溜所」が満を持してリリースする新たなウイスキー『スピアヘッド』。その技術の結晶とも⾔える味わいは、世代を超えて愛されるような“スムース＆スイート”な現代的スタイル。
ストレートやロックでじっくりと愉しめるだけでなく、ハイボールなど爽やかなロングカクテルやクラシックなウイスキーカクテル、そして世界的なトレンドのコーヒーカクテルやクリエイティブカクテルのベースとしても最適な味わいになるよう設計されています。

スピアヘッドのこだわりの製法

蒸留

原料はシングルモルトウイスキーと同じく麦芽100％。92時間という長めの発酵によりフルーティー＆フローラルなコンテンツを引き出し、カフェ式連続蒸留機で軽やかなニューポットを取り出しています。

麦芽100％を原料としていますが、スピアヘッドはモルトウイスキーではなくグレーンウイスキーに分類されます。その理由は「カフェ式連続蒸留機」を使用しているから。スコットランドではポットスチルで蒸留しないとモルトウイスキーとは名乗れないのです。なお、一般的なグレーンウイスキーは専らブレンデッドウイスキー用に造られていて、小麦などの穀物が主原料で、蒸留機もより工業的なタイプを使うため、単体では味わいに乏しいものとなっています。

樽

スピアヘッドは、バーボンバレル熟成後、アメリカンホワイトオーク新樽で6ヶ⽉間フィニッシュ。
アメリカンホワイトオークがウイスキーに与えるフレーバーは、バニラやハチミツ、バナナといった⽢みが多く、⼀般的には製樽の仕上げ⼯程のチャー（内側を燃やし表⾯を炭化させる）とトースト（直接燃やさずにじっくりと加熱する）で顕在化します。

スピアヘッドに使うこの新樽はトーストが施されています。伝統的な⼿法のトースト樽（70%）以外に、⾚外線トースト樽（30%）も採⽤。

赤外線トーストによってオーク材から糖分が放出され、それがカラメル化することで、ハチミツ、カラメル、トフィー、チョコレートなど、従来の火によるトースティングでは得られなかった複雑な甘味が生まれます。ローストシュガーの香りをより強く出す伝統的なファイヤー・トースティングと、よりまろやかで甘い香りを引き出す赤外線トースティングを組み合わせることで、ウイスキーに絹のようになめらかな口当たりとより深く複雑な味わいをもたらします。

なんと、⾚外線トースト樽でフィニッシュしたウイスキーは、スコッチウイスキーでもまだ珍しくロッホローモンドだけなんです。

造り手

スピアヘッドを⼿掛けるロッホローモンド蒸溜所の強みは『多彩な蒸留システム』と『⾃社製樽所』。

ウイスキーの味わいの⼤部分に影響する「樽」をコントロールできるメリットは計り知れません。製樽所を保有する蒸溜所は稀であり、また60年代から製樽業に従事し、ICONS OF WHISKY 2023にて「クーパー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した⼤ベテランであるアンディ・ムーア⽒がロッホローモンドグループのヘッドクーパーを務めており、このスピアヘッドの樽も監修しています。

同じくウイスキー業界で⻑年活躍するロッホローモンドグループのマスターブレンダーマイケル・ヘンリー⽒がブレンディングを⼿掛け、様々なスタイルの原酒からスピアヘッドの⽬指す味わいに最もふさわしいもののみを厳選し、絶妙にブレンドしています。